背中はこころの中を語っています。
真剣そのもので聞き入る背中がほとんどの中、
何だかな・・・?と疑心の背中があったりもします。
正面はつくろっても、背中は正直です。
30人ほどの管理職をあつめて行う、企業研修の場。
アテンドのわたしは、いちばん後ろで仕事をしながら背中の顔に気づきました。
企業のトップがトレーナーを外部から呼び入れたのには、
深い意図があります。
客観視と分析、問題点をあきらかにすれば
効果として数字があがる期待もありますよね。
どんな講師の方が良いのか?
いま伝えるのは何か?
トップが社員を大切に思うから、ここまでするのだと知り
見えないところで大きな差がつくのだと驚きです。
わたしはトレーナーの方のアテンドですので、
業務を淡々とこなすのみです。
ですが、現場の空気はどうしても伝わってきます。
目は口ほどにモノを言う時代から、
背中がモノを言うことにシフトしている。
最近、痛感しています。
表現者といわれる役者さん、「演者」とよばれる分野の方は
背中で表現しなさい。
と、指導されているのも 後ろ姿がかたる力を持つからでしょう。
後ろ姿を見ているのは、圧倒的に自分以外の誰かです。
そう思うと、お仕事の顔として過ごす時間は
背中まで意識するべきですね。うー、大変だ・・・。
背中が語っているのを、じーっと眺めながら
我が身も正すぞと。
わたしの背中は、これまでいろいろ喋っていそうなので(^^;;
キリッといきます!