みんな変わるのって嫌うんだよなあ。
いい大人が、仕事逃げてどうするって思うから、変えますけど!(怒)
書店に勤めていた頃、10歳下の上司がミーティングで放った言葉です。
図書カードの端末を新しくするために、やり方が全部変わる。
え〜〜!と叫んだ従業員に、キッパリ言い放った店長の顔はそれは怖かったです。
確かに、変わることは一瞬不安になります。
まあそうは言っても、どんな人も毎日変わっていってるんですけれどね・・・。
バブル時代の髪型、服装のままの人たちが街にいないように、
時間をかけ ミリ単位でかわっているのでしょう。
それって、皆ちゃんと進化してる証拠です。
どんどん変えていくよ。お店が良くなるためだったらね。
敏腕店長は言い続け、実行しました。
結果、新店舗のなかで坪効率・回転率がトップになったのです。
一人前になれたかどうかは自己評価では何も言えませんが、
鍛えられ、前より書店員として使えるようになったのは確かでした。
気づけば・・・あんなに抵抗した図書カードの端末は、素早く使いこなし
モタモタしていたブックカバーがスッと綺麗にかけられるようになりました。
書店の仕事は難しくはありません。
ですが100の単純作業を、素早く変化に応じて進めるのは簡単ではありませんでした。
変わるのを止めたら、進化も終わり。
それどころか退化へ向かっていきます。
じゃ、150センチ台の身長のひと、曽田さんだけだから頑張って♪
真顔で子どもイベントの着ぐるみを渡されたときは、さすがにフリーズしました。
3日後、書店前で人気キャラクターに変身。
キレッキレに踊り子どもに抱きつかれ、酸欠寸前になり
よろこばれる感覚は爽快でした。
あれがあったから、いまがあり
わたしって変化が好きなのか!と気づくのでした。
あの頃から進化もしているでしょうか^^?