付けてました 付録 1

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書店員って付録つけてるんですか?

そうです。

単純な仕事です。

だんだんワザを持つと

「プロっぽいな」

と小さくニコリ。いやニヤリとしたものです。

 

幼児向け雑誌。

付録がボコボコとしていて、本体が原型をとどめられません。

出来上がった雑誌たちを積み上げるのも、ワザがあります。

女性誌。

とても水平で上質紙で製本された 女性誌。

紙質がすばらしすぎて、付録をはさむだけでスパスパと切れます。

痛いですって〜!

 

「紙」ですもの。

崩れて破損したら、返品です。

売れ筋なら、売り逃しです。

 

きれいに積んでも、お客さまは下からぬいて行く〜。

一番上は、立ち読みで人がさわるので

すこしでもキレイな下からよね♪

それ違うんです。

 

1日に数回、積み直しています。

どこがいちばんキレイかなんて だーれもわかりません。

 

あれから4年半、

「付録なし」と「付録あり」を選べ、

重たい女性誌は

「大きさをえらべる」

紙媒体の進化です。

 

化粧品会社のフェイシャルマスク1600円が800円の雑誌の付録!!

そんな日は、買い占める女性の本性がみえます。

 

付録は、小さい彩り。

なくてもいいのかもしれないけれど、あれば やはりうれしいですね。

ですが ※あまりの量に気持ちもキレて、手も切れていました。

 

そしてカラダのキレも今より良かったです・・・あはは。

 

 

※ あまりの量  例)書こうとしましたが、例えられませんでした 笑

 

気まぐれにつづく〜

次回は、ウソのようなホントの話( ^ω^ )

 

本好きが、書店で働いた その6年半。

もの書きになる原点の蔵出しです。