立冬を過ぎると必ず行く
乳腺外来。
専門医に診てもらうのは、なにがちがうのか。
どこまでの検査で、ひとまず大丈夫というのか。
誰にでもわかる言葉で、毎回お話してくれます。
報道はきっかけに過ぎません。
乳がん検診が、一時の騒動にならないように書きます。
このクリニックを知って5年。
大混雑などしていなかったはずが
今年は予約2ヶ月待ち。
年内の検診はあきらめていたところ、
キャンセルが出て、いってきました。
Dr.「こんな小さなクリニックでもね、いま2000人待ちなんですよ。」
私「報道ですか?やはり。」
Dr.「そうですね。それで検査しようってなるのはいいんですが・・・。」
加熱した報道は、検診を受けているひとにまで
大きな誤解を生んでいるそうです。
だからこそ、
「検診を受けて、自分で正しく理解する」
情報は少しおおげさで、時にまちがって聞こえがちです。
私は、大切なひとを乳がんでなくしました。
彼女が病気がみつかってから、教えてくれたこと。
「専門医にかかって、検診をうけつづけてね」
それだけでいいと
自身の経験から、会うたびに言っていました。
Dr.「2000人の新しい受診の方々が、正しく理解してくれるのが何よりなんです。
騒動のように押しかけてきても、伝わりづらくなります。」
検診さえうけていたら、正しい情報が自分をまもってくれます。
いちばん心とからだに良いのは、ただ淡々と検診です。