インタビューは好きです。
ご依頼があると、いちばん緊張しますし、
準備も膨大な時間がかかるのですが、
現場に行くと何が起こるのかまったく読めないのが、楽しい。
先日、メジャーデビューしたばかりのアイドルユニットのインタビューに
スカイツリーの麓まで行ってきました。
宣材写真から、名前を覚え、動画を何日かチェックし
気持ちを入れていくのが我流です。
当日の天気は曇天。
肌寒く、いつ雨が降ってもおかしくなかったのです。
でも彼女たちは、誰一人寒さを口にせず、私たち取材クルーを笑顔で迎えてくれました。
親子ほど年齢が違えど、お互いに時間をつくって仕事として会うわけです。
それはプロとして歩み寄らなければ、2時間では共有はむずかしいですよね。
やはり厳しい世界で生き抜こうとしているだけあって、
とてもプロフェッショナルな女性たちでした。
スムーズで、求められているものがわかっている姿はしっかりしています。
言葉も、所作も、乱れない、いい子たちなのだなと感じました。
学びました、あらためて。
そして、このGW中に大きなアイドルの大会があり、
彼女たちは見事に優勝を飾りました。
その2時間の言葉、どうやって読む人に届けようかと
緊張と楽しみな作業が続いています。
ここに密かに(笑)良かった!おめでとう!と叫んでいるもの書きは、
ひたすら言葉をひねり出すのであります。